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- 導入事例・日本デザイナー芸術学院
愛知県名古屋市に所在を置く、プロクリエイターやデザイナーを育成するための専門学校。併設されている専門学校日本マンガ芸術学院と共にデザイン、映像、キャラクターデザイン、イラスト、マンガなど多彩なコースから夢や目標を実現するための実践的なスキルを学ぶことができる。
製品の主な導入目的
専門学校 日本デザイナー芸術学院
教務課 石川 優子氏
デジタルイラスト授業や生徒の作品制作用の機材として導入
今回のインタビューでは日本デザイナー芸術学院の「キャラクターデザインコース」へお邪魔させていただいた。こちらのコースでは主にゲームなどのキャラクターデザインや、映像制作、素材などのグラフィックスの他、企画や設定ラフの制作などを学べるコースになっている。
同校では2018年ごろから校内の授業などで生徒が使用するための据え置き機として、15.6インチ液晶ペンタブレット「Artist 15.6」とアルミ製タブレットスタンド「AC18」を導入。
「『イラストデザインコース』『キャラクターデザインコース』、併設校である日本マンガ芸術学院の『コミックイラストコース』『マンガコース』でのデジタルイラスト授業や生徒の作品制作で使用しています。安価ながら滑らかな書き味で、画面サイズなどの基本性能も申し分なく、3年ほど使用していますが特に大きなトラブルもなく利用できています。」
実際の使用方法や製品導入におけるメリット
デジタルイラスト初挑戦でも安心の操作感
同校では生徒利用の他、体験入学での体験講座の際にも液晶ペンタブレットを活用している。
「体験入学で初めてペンタブレットに触れるという方も少なくないのですが、液晶ペンタブレットであれば紙での作業に近い感覚で操作を行え、これまでアナログイラストが主体だった方でも戸惑うことなくデジタルイラストの授業を体験できている様子でした。」
体験入学ではスケジュールの都合上、体験講座は90分間で区切られている。通常の板タブでは画面を見ながら手元でペンタブレットを操作する必要があるため慣れるのに時間がかかってしまうが、液晶ペンタブレットであれば画面上にペンを走らせることが可能な為、アナログイラストに親しんでいる方でもある程度違和感なく操作が可能。体験講座の内容に集中してもらうという面でもXP-PENの液晶ペンタブレットは一役買っているようだ。
ペイントソフトはイラスト系のコースでは「CLIP STUDIO EX」「MediBang Paint Pro」、デザイン系のコースでは「Adobe Photoshop」なども使用されている。
新たな学習環境構築への取り組み
環境の変化に合わせて使用機材の選択も多様に
新型コロナウイルス感染症の影響などもあり学校での授業には据え置き機、在宅時にはノートPC+ペンタブレットというスタイルになりつつあり、液晶ペンタブレットのサイズも持ち運びの観点から更に小さめの13.3インチ以下のモデルの需要が高まっているという。
また同校では2021年度よりmyPC学習を開始。時間や場所を選ばず在宅時のスキルアップや創作活動に専念できるような環境づくりを支援している。
在宅時のペンタブレット選びに関しては価格を優先する生徒もいれば、性能や使い心地にこだわる生徒もいて、種類に関しても大型の液晶タブレットから小型の板タブレットまで好みによって様々。
「初めてのペンタブレットにどれを選んでいいか迷う生徒も多いようです。」という事で、持ち運びに最適な液晶ペンタブレット「Artist 12セカンド」の感触を実際に試していただいた。
「柔らかいタッチで描画できて描き心地は良好です。ペンタブレットは使用の際にどうしてもパソコンと接続しないといけないので取り回しの面が難しいと思うのですが、この機種ならAndroidスマホ※にも対応しているようなのでその点が魅力的だと思います。」
液晶ペンタブレット「Artist 12セカンド」は最新鋭のX3チップを搭載したスタイラスペンにより今まで以上にアナログ画材のように素直な反応が体感できるモデルとなっている。
※Android端末のUSB Type-Cポートが映像出力などのフル機能(USB3.1、DP1.2)に対応する必要があります。動作確認済みの機種は製品ページをご確認ください。
現代のクリエイターには今やなくてはならないツールとなったペンタブレット、使用環境や用途により選び方もそれぞれ。次世代のクリエイター業界に携わる人材育成を行っている同校では特に、最新の作業環境に合わせた授業工程が要となる。XP-PENの液晶ペンタブレットはその一端を担うべく開発されたツールとなっており、現代のニーズを考慮した学習環境構築への取り組みの一助となっているようだ。
※撮影時以外はマスクを着用の上、感染症対策を行っております。
作業効率アップ
デジタル化は作業効率を大幅にアップします。例えばデジタル署名は、紙ベースの署名の代替となるだけでなく、職場の効率性の向上にもつながります。同様に、スタイラスペンも利便性をもたらします。XP-Penスタイラスペンでは、マウス入力に基づくデジタルインク機能を駆使した手書きが可能となっており、従来の手法からデジタル技術への移行を実現します。