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Bluetoothで簡単に接続できるペンタブレットをレビューしてみた!ペンタブレットについても解説!2022-05-17 17:21:37 2489


パソコンでイラストを描くときに重要な存在がペンタブレットです。 今あまり紙にイラストを描くという人が少なくなってきており、漫画もパソコンで描いているという人も多くなりました。なので、ペンタブレットの需要も高まりつつあります。


ペンタブレットには種類もたくさんあり、価格帯も様々です。初心者は選ぶのにまずは苦労します。 でも、ペンタブレットを手に入れるともう神!です。特にBluetoothで簡単に接続できるペンタブレットはとても便利です。 では、今回はペンタブレットについて解説しながら、Bluetoothで簡単に接続できるペンタブレットについてもレビューしていきます。



ペンタブレットって?

そもそもペンタブレットってなに?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

冒頭でもペンタブレットについて少し紹介しましたが、ペンタブレットはパソコンに接続してイラストや文字、線などを描くためのものです。ペンタブレットを略して「ペンタブ」というような言い方をすることもあります。ポインティング操作をするペン状の入力デバイスで、直感的な操作に優れ、その用途は主にイラストや漫画などの描画利用し、そのほかにも電子署名、遠隔教育など広く知られています。通常パソコンは文字を打ったり、画像を編集したりしかできませんが、ペンタブレットがあれば自由自在にパソコンの画面にイラストを描くことができたり、画像の編集も拡大したり、お手製の文字を入れたりとアレンジも可能です。 もちろんイラストを描くだけではなく、Web会議などで資料を提示して文字をメモしたり、ホワイトボードの代わりすることもできます。これ1台で何役も大活躍してくれるのでとても便利な商品です。



ペンタブレットの用途について

ペンタブレットの用途について上記でも簡単に紹介しました。さらに詳しくペンタブレットの用途について紹介していきます。


イラストを描く

ペンタブレットの用途として一番代表的なのがイラストを描くことです。ペンタブレットをパソコンに接続し、専用のソフトを立ち上げるだけでイラストを描くことができます。専用ソフトには様々な機能がついており、イラストの一部を拡大できたり、ペンの種類を変えることができたりと本格的なイラストを描くことができます。比較的紙に描くような感触で描けるため、デジタルイラストを描いたことがなくても、慣れやすいのが特徴です。


漫画を作成する

2つ目の用途としては漫画を作成することです。これはイラストと同じソフトを使用して描くこともできます。 背景をカスタムしたり、何個かイラストを描いてそれを重ねて漫画を完成させるなんてこともできます。


写真を編集する

3つ目は写真を編集するという用途です。写真の編集はとても大切です。写真の編集をするのとしないのでは写真の映えが違ってきます。 例えば邪魔な枝を消したり、鮮明度を上げたりすることで写真の綺麗さアップします。これだけでもだいぶ違います。ペンタブレットを使用することでさらに細かなところまで編集が可能です。自分の手のように使うことができるのでとてもおすすめです。


3Dのイラストを描く

3Dのイラストを見たことはありますか? 3Dは立体的であり、背中なども描くことができます。マスコットキャラクターを作成するときに3Dのイラストを用いります。 ペンタブレットを使用することで様々な角度にして描いたりすることもできるので、細部まで綺麗に描くことができます。ペンタブを使えば、3Dデザイナーはもっと明確に3Dモデリングを行うことができます。従来の3DCG制作を敬遠されていた方には、よりアーティスティックな手法を提供します。さらに、ペンタブの筆圧感知の押す強さに応じて簡単に腕振って線を描き、3Dモデリングに対して貴重な機能であります。この筆圧感知機能がなければ形状の自由度が高いに3Dモデリングをすることは難しいでしょう。

手書きで文字を書く

手書きの文字をパソコン上に反映させることができます。オリジナルの手書き文字から書道のような文字まで書くことができ、さらに書いた文字を拡大したり、色付けしたりもできるんです。オリジナルの手書き文字でポップを作ったり、チラシを作ったりすることも可能です。

会社で使用するためのプレゼンテーション資料の作成もできます。 写真を貼り付けしたり、わかりやすいようにオリジナルのイラストを作成して貼り付けたり、文字を入れたりして見やすい資料を作成できます。ペンタブレットさえあればパソコンとキーボード、マウスだけで作成するよりも時短でスムーズに作成が可能ですし、細部まで作成ができるので会議の時でも見やすい資料を提出可能です。



液タブと板タブの違い

ペンタブレットのには主に2つの種類があります。液タブと板タブの2つです。 では、それぞれのついて紹介していきます。


液タブ

液タブは「液晶タブレット」が正式名称になります。液晶タブレットはパソコンに接続し、専用のペンを使って使用します。 液晶タブレット自体に画像が反映され、そのタブレットを見ながらタブレット自体にペンで描くことができます。簡単に言えばスマホやタブレットにイラストを描くというような感じですね。

液タブのメリット・デメリット

メリット

・作業効率がアップした ・慣れるまで時間がかからない ・紙に描くようにかける ・サイズによっては自由度が増す ・板タブとしても使用できる この5つです。 上記でも紹介しましたが、液タブはタブレット自体にイラストを描くことができるので、作業効率がぐんとアップします。 また、紙に描くような感じで描けるので慣れるまで時間はかかりません。液タブのサイズによっては楽な姿勢で描くこともできます。 さらに板タブとしても使用できるので、液タブさえあれば一石二鳥といった感じです。

デメリット

・価格が高め ・書き心地が板タブには劣る ・重さがある ・ワイヤレス接続できない 液タブは板タブになったり、作業効率がよくなったりもしますが、その分価格が高めになっています。また、書き心地を求めるのであれば液タブは少し劣りますし、どうしても重さがあるので持ち運びには不便です。さらにワイヤレスでの接続はできません。


板タブ

もう1つのペンタブレットは板タブです。 板タブはペンタブレットと呼ばれている基本的なタブレットです。 パソコンに接続して使用する点では液タブと同じなのですが、板タブの場合はタブレット自体には画像は映らず、パソコンを見ながらタブレットをペンで操作していくという形になります。 簡単に言えばマウスのペンバージョンのような感じです。

板タブのメリット・デメリット

メリット

・価格が安い ・手元が隠れずに済む ・液タブよりも軽い ・ワイヤレス化できるモデルもある ・紙を置いて紙の雰囲気で描ける まず、板タブは価格がとても安いです。さらに手元が隠れずに済むので作業しやすいというメリットもあります。液タブよりも軽く、ワイヤレスの接続も可能なので持ち運びも便利です。紙を板タブに置いて描くことで紙のような感覚で描くことができます。

デメリット

・慣れるまで時間がかかってしまう 慣れるまで時間はかかります。 タブレットや紙に描くのではなく、パソコンの画面を見ながらタブレットに描いていくので最初は戸惑うこともあるかもしれません。しかし、使用すればするほど慣れていくので回数をこなすといいでしょう。



ペンタブレットの選び方

ペンタブレットは様々な種類が販売されています。 なので、どれを選んでいいかわからないという方もいらっしゃるかと思います。そこでペンタブレットの選び方について紹介していきます。


描画エリア

ペンタブレットにはイラストを描いて適用することができる範囲が決まっています。 その範囲はペンタブレットの種類によって違ってきます。大きな範囲のものもありますし、小さな範囲のものもあるので自分にどのサイズが合っているのか?を確認して選ぶといいでしょう。

タブレットやパソコンのように、ペンタブレットも便利さや好みに応じて選ぶ必要があります。市販のペンタブレットは描画サイズと実際サイズの2つがあります。一つはペンタブ全体のサイズ、もう一つは描画エリア。基本的には大きいものの方が描きやすいといわれています。購入する前に描画エリアの大きさを考えなければならないと思います。

またペンタブの種類を大きく分けると、液晶タイプと板タイプの二種類に分けられます。液晶ペンタブレットは、液晶画面の大きさに合わせて主に13、16、22、24、32インチといったサイズで分けられています。板状タブレットはだいたい6-8インチで、スマートフォンより若干大きいサイズになります。ペンタブレットのサイズは、モニターサイズに合わせて選ぶのがベストです。ペンタブレットのサイズは、描画エリアに合わせて選ぶのがベストです。

サイズや重さも大切です。 サイズが大きすぎ、重ければ重いほど持ち運びもできません。 一方でサイズが小さすぎると描きにくいというデメリットも出てきますので、サイズや重さもしっかりと確認しましょう。


価格帯

価格もとても大切になってきます。 予算はどのくらいなのか?予算に合ったペンタブレットの機能などは自分に合っているのか?などを考えて選ぶようにしましょう。予算では、グラフィックタブレットを選択する際に重要となるポイントです。ペンタブレットの価格帯が3000円から30万円までです。高解像度なモデルは価格も高価になるため予算の考慮が必要です。また、板タブは液晶タブレットより低価格で手に入ります。初心者は板タブを選んだほうがいいと思います。


筆圧

筆圧はイラストを描く上でとても大切です。 筆圧を弱くして薄い線を描く時もあれば、筆圧を濃くして濃い線を描くときもあります。 なので、筆圧の感知の高いレベルのものを選ぶことで細部まで描くことができます。 「筆圧感度」はセンサーで検知した筆圧の強さを、デジタル化する際に何パターンに分類できるかという数値で、現行モデルでは2048・4096・8192の3段階があります。液晶画面や入力エリアにペンで線を引く際に、線の太さや色の濃さを感知するのが筆圧レベルです。これはペンタブを選ぶ最も重要な点です。通常は4096で十分ですが、2021年現在は8192を持っているモデルは少なくありません。筆圧レベルが高ければ高いほど、タブレットの反応も良くなります。この記事を書いている時点で、タブレットの最高圧力レベルは8192です。それ以下では、4096、2048、1024のように、選択肢が半分になります。8192レベルは繊細な絵筆タッチを表現することもできます。アナログに近い感覚で制作できます。筆圧もしっかりと確認しましょう。


解像度

このポイントは液晶タブレットのみ対応しています。

画面の見やすさを左右するのはサイズだけではなく、解像度も考えなければならないポイントです。商業印刷の原稿では300ppi以上の画像解像度を持つデータを求められます。この場合は高LPI液晶タブレットは必要でしょう。

LPI(lines per inch)とはスクリーン線数です。液タブの作業領域で、網点を1インチあたりにスタイラスペンに何個感知できるかという単位です。高解像度はダイナミックかつリアルで鮮明な画像をお届けします。高いLPIと反応よい筆圧感知の組み合わせは、ペンタブの機能を最大限まで発揮するようになり、より滑らかな線が引けるようになります。

プロの方がタブレットを購入するなら、高解像度のFHD 液晶タブレットがおすすめです。



スタイラスペン

スタイラスペンは絵を描くに必要不可欠なものです。その入力方式には大きく分けると充電式や電磁誘導方式(EMR)二つ種類があります。バッテリーフリーな電磁誘導方式は、人間の静電気に反応して絵を描くことができる仕組みになっており、充電が不要です。EMRを使うと、デジタルでありながら、アナログのように直感的かつ自然な書き心地を実現できます。現在のペンタブレットはほどんと電磁誘導方式というものを採用しています。

一方、電池式の場合は、乾電池を入れるタイプと充電式のタイプに分かれます。電池が必要な分若干重くはなりますが、安定した使用感が特徴です。充電式の場合は、充電時間や使用時間、持ち運び時に必要な充電器を確認しておきましょう。

ペン先については、鉛筆の先と同じように、すぐにペンがすり減ったり、変形してペンの先端が開いてしまうことを防ぐため、ペンタブを購入する前に予備のペン先が付属するかどうかをご確認ください。





ワイヤレス機能とBluetooth

液晶タブレットと板タブレットどちらにもワイヤレス機能がついています。例えばXPPENはDeco LWをワイヤレス機能を持っています。この機能の選択は個人の好み次第です。ワイヤレス機能のないペン  タブは、作業中に描画できるサイズが狭く、無理にケーブルを引っ張ったりせずに気をつけてください。新機能もたくさんついており、iPhoneにも接続ができちゃうんです。その接続もとても簡単!BluetoothをオンにすることでiPhoneやパソコンが自動にDeco LWを探してくれ接続ができます。充電は必要なく、1000時間使用できるのでどこにでもいつでも持ち運びができます。 線が一切必要ないというのはありがたいことですよね。カラー展開も4色と自分の好きなカラーで作業ができます。 もし故障したかな?不具合かな?という時には18か月の保証がついているので安心してください。

一方、有線LAN接続は無線に比べ電波干渉を受けることがないので安定した速度を出すことができます。無線LANやBluetoothに対応したペンタブはケーブルが不要になり、自由度が増して、紙にペンで描くのに近い感覚で作業ができます。 ただし、ペンタブとパソコンがある程度距離が離れていると、接続不安定になりやすいので注意が必要です。

ワイヤレスの接続ができれば線なども必要なく、いつでもどこでも持ち運びができ、便利です。Bluetoothで接続が簡単にできるのでワイヤレス対応のペンタブレットはおすすめです。



まとめ

今回はペンタブレットについて解説しながら、Bluetoothで簡単に接続できるペンタブレットについてもレビューしてきました。ペンタブレットはとても便利な商品です。 コロナ渦で場所を問わない仕事ができる環境が増えてきているのでBluetoothで接続し、充電も不要でどこでも持ち運びできる商品があるのはいいです。 ペンタブレットを購入するを検討されている方が上記のポイントをご参考になれば、自分にあった製品を選ぶことができるでしょう。


もし可能であれば、近所の家電量販店までそれぞれのメリットとデメリットを比較検討してみって、自分の用途に合わせて購入するのも良いだろう。


ライターについて

cosine  さとし


あるアニメ会社の勤務です。趣味はお絵かき、ゲーム、たまにイラスト描きます。わが征くは星の大海。