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【XPPen Artist 10セカンド レビュー】持ち運びしやすいコンパクトな液タブ2022-09-21 14:15:35 2713


こんにちは。Taku(@YamaTK_2170)です。

今回はXPPenの液タブ Artist 10セカンドをご紹介します。

PCでのお絵描きでの強力な見方、液タブ。一昔前までは何十万円もするものばかりだったのが、いつの間にか数万円で購入できる商品がわんさか増えてきました。

そんな中でも今回紹介するArtist 10は低価格な液タブです。

初めての液タブを安価で購入したい人にピッタリな商品だと思います!

本記事はXPPen様より商品提供をいただいたレビュー記事です。

XPPen Artist 10セカンドの概要・外観

仕様の紹介

製品名 Artist 10 セカンド
製品モデル CD100FH
カラーオプション ピンク、グリーン、ブルー、ブラック
サイズ 299 x 173.3 x 12.9 mm
作業エリア 224.49 x 126.7 mm
読取高さ 10mm
ショートカットキー 6
画面解像度 1920 x 1080
色域 (標準) 85% NTSC, 120% sRGB, 88% Adobe RGB
コントラスト(標準) 1000:1
フルラミネーション あり
視野角 178°
スタイラスペン X3 Elite
筆圧レベル 8192
傾き検知機能 60°
解像度 5080 LPI
精度 ±0.5 mm (center), ±1 mm (corner)
搭載ポート 1xフル機能USB-C,1xUSB-C
電源入力 DC 5V⎓2A
互換性 Windows 7 (以降), MAC OS 10.10 (以降), Chrome  OS 88 (以降),  Android (USB3.1 DP1.2),Linux
認証 CE/WEEE/NOM/RCM/EAC/FCC/KC/RoHS/PSE/BIS/UKCA
公式サイトより

外観・同梱物

商品の外箱はこんな感じです。

箱の中身はこんなかんじです。

  • 液晶ペンタブレット
  • X3 Eliteスタイラスペン
  • 3 in 1 USB ケーブル
  • 延長コード
  • 替え芯抜き1
  • 替え芯10
  • クリーニングクロス
  • 2本指グローブ(黒)
  • クイックガイド
  • 保証書

商品の特徴

この Artist 10 セカンドで特に僕が「これはすごい」と思った特徴は下記の点です。

  • カラバリが豊富
  • コンパクトなサイズ感
  • アンチグレア加工
  • 複数のファンクションボタン内蔵

カラバリが豊富

前回紹介したDeco LWと同じく、カラーバリエーションが豊富です。

用意されているのはブラック・グリーン・ブルー・ピンクの4色。

自分の好きな色のデバイスを使用することができます。

Taku

やはり白があったらもっと嬉しかった!

コンパクトなサイズ感

本体のサイズは299 x 173.3 x 12.9 mmとかなり小さい。

画面は10.1インチを搭載しています

アンチグレア加工

画面にはアンチグレア加工が施されているので、指紋などが目立ちません。

ぎらつきがないので、イラストを書いていても目が疲れにくいです。

複数のファンクションボタンを内蔵

搭載されている6つのファンクションボタンはソフトウェアごとに変更することが可能です。

イラレはこのツール、クリスタはこのツール…とソフトによって使いたいツールは異なると思うので、これも嬉しい仕様です。

1週間以上使ってみた感想

実際に1週間以上使ってみて良かった点と気になる点は下記です。

良かった点
気になる点
  • 安くて使える液タブ
  • 全体的な質感は満足度が高い
  • USB-C1本で繋がるのも嬉しい
  • 本格的なイラストを集中して描くなら画面サイズは小さいかも
  • USB-Cを挿すポートが狭すぎる

安くて使える液タブ

まず大前提として、液タブが2.5万円で買えるってすごくないですか?

コンパクトタイプではあるものの、液タブでありながら描画性能もかなり高く、十分「使える」液タブだと思います。

使っていてそこまで画面の視差も気にならなかったし、動作も安定しています。

全体的な質感は満足度が高い

価格が安いとはいえ、質感に関して妥協は一切ありません。

イラストを描くのって 結構時間を要するものなので、「質感が微妙…」と感じてしまうとストレスになってしまうもの。

このArtist 10 セカンドは全体的に高級感のある質感で、肌触りなどもいいです。

使用感・質感・機能ともにバランスが取れた商品だと思いました。

USB-Cケーブル1本で繋がるのも嬉しい

コンパクトなデバイスなので、持ち運びを考えると余分なコードは持ち歩きたくないもの。

この液タブはUSB-Cケーブルで接続+出力ができるので嬉しいですね。

もちろんパソコンがUSB-C出力に対応している必要があります。

Taku

注意点もあるので下記も参考にしてください!

△本格的なイラストを集中して描くなら画面サイズは小さいかも

10.9インチのiPad Air(左)との比較

画面のサイズが10.1インチなのでコンパクトというメリットがある反面、描画領域がどうしても狭くなってしまいます。

このサイズ感に慣れるのは相当時間がかかりそう・・・

大きいイラストや、細部まで書き込みがしたい場合はあんまりおすすめできません。

Taku

正直この画面領域に不満がある場合はiPadの方がおすすめです。

△USB-Cを挿すポートが狭すぎる

このサイズ感の液タブは持ち運びを目的にしているユーザーが多いと思います。

もちろん上記したようにUSB-Cで接続が可能。しかし、USB-Cを挿すところが狭すぎます。

あまりにも狭すぎる。

僕の持っているコードは挿すことができませんでした。

さらに、本商品には接続用のUSB-Cケーブルが付属しません。本体+ケーブルで簡単接続できることが最大の売りだと思うのに、なぜケーブルが付属しないのか謎…。

XPPen Artist 10セカンドのレビューまとめ

コンパクトなサイズ感なので、持ち運びしたい絵描きさんや、初めて液タブを安価で購入したい初心者にとってはとてもおすすめな液タブです。

一方、すでにiPadなどのお絵描きができるタブレットを持つ人にとってはあまり使えないかもしれません。

USB-Cで接続できる利点があるものの、ポートが狭いが故に接続できるコードを選ぶ点はマイナスかも。

とはいえ、2万円中盤の金額でこれだけのクオリティはやはりコスパが高いと言えます!

気になった方は是非チェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


出典元:https://yamatk12.net/xp-pen-artist-10/